Surface Treatment for Enhanced Durability and Performance

ボールスプラインは、防錆や美観、耐摩耗性向上の目的で表面処理が施せます。
最適な表面処理としてTHK-AP処理をご用意しており、主に「AP-C処理、AP-CF処理、AP-HC処理」の3種類に分類されます。

表面処理名 環境用途 特長の一つ
AP-C処理 クリーン、低温、耐食等 ステンレス鋼より優れた耐食性
AP-CF処理 AP-C処理より優れた耐食性
AP-HC処理 高硬度による優れた耐摩耗性

さまざまな使用環境での活用例

代表的な使用環境と推奨される表面処理の対応関係を示します。

使用環境例 主な目的 推奨処理
薬品などの液体を扱う環境
腐食対策 AP-CF処理
腐食性のある洗浄液、切削液などを扱う環境
腐食対策
摩耗対策
AP-C処理
AP-HC処理
屋外環境
腐食対策 AP-C処理
AP-CF処理
クリーン環境
発塵対策 AP-HC処理

表面処理の特長

AP-C処理 (工業用黒クロム皮膜処理)

耐食性の向上を目的とした工業用の黒クロム皮膜処理で、マルテンサイト系ステンレス鋼に比べ低コストで、 それ以上の耐食性が得られます。

AP-CF処理 (工業用黒クロム皮膜処理+特殊フッ素樹脂コーティング)

黒クロム皮膜処理の上に特殊フッ素樹脂コーティングした複合表面処理で金属表面を完全に覆っているため、
防錆力が高く高耐食性を求められる場合に有効です。

AP-HC処理 (工業用硬質クロムメッキ)

硬質クロムめき相当のマルテンサイト系ステンレス鋼と同等の耐食性が得られます。
750HV以上の硬さがある反面摩耗が減り、摩擦抵抗性に優れ、発塵を抑えることができます。

※上記処理以外に、アルカリ着色処理(黒染)や有色アルマイト処理など、転動面以外の部分に処理を施す 場合がありますが、転動システムに適さない表面処理もありますので、THKにお問い合わせください。
なお、転動面に表面処理を施した転動システムをご使用される場合は安全係数を高めに設定してください。

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(THK株式会社)

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