使用事例 CASE STUDY
医療機器
自動分析装置
生化学自動分析装置
アーム回転・昇降部に使用
MRI装置
MRI装置
搬送部に使用
電子顕微鏡
電子顕微鏡
試験品の位置決めに使用
レシプロソー
レシプロソー
ブレード往復運動に使用
 
 
 
ボールスプライン
ボールスプラインとは?
ボールの転動溝付き軸とナットで構成された、
回転と直線運動を高精度かつ滑らかに伝達する機械要素部品です。
薬品などの液体を扱う場所で
ボールスプラインは主に鉄鋼からなる機械要素部品です。
薬品などの液体を使用する場所では錆が発生し、精度や耐久性が低下するためステンレス材やメッキ等の表面処理が採用されています。
また、腐食性の強い薬品や消毒液にも優れた耐食性をもつ特殊合金ボールスプラインも選ばれています。
 
非表面処理スプライン
表面処理なし
表面処理スプライン
表面処理(工業用黒クロム皮膜処理)
医薬品製造等のクリーンルーム維持に
 
機械の直線運動を案内する構造には、すべり案内や摩耗の低減が図れる転がり案内がありますが、摩耗は避けられません。
部品が摩耗すると発塵し、機械の誤作動や異物混入といった問題が起きるため、ボール同士の摩擦がなく発塵が少ない
リテーナ入りボールスプラインが選ばれています。
Case1_3

 
機器のケーブルマネジメントに
 
配線を整理・管理することは、医療機器の製造において重要な項目の一つです。
中空タイプのボールスプラインは軸線上に穴が設けられており、ケーブルを中空内に配線することで限られたスペースを有効活用できます。
安全性の向上や配線のアクセスが容易になるため機器の配線経路に使用されています。
Case1_4

 
非磁性を要する機器で
MRI装置などの強磁場環境、電子顕微鏡などの電化粒子を扱う環境に使用する場合非磁性の特殊合金ボールスプラインが選ばれています。

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