ボールスプラインって何?
ボールスプライン開発のきっかけ

ボールスプラインはリニアブッシュの課題を解決するために生まれた製品です。
1971年に画期的な新製品としてボールスプラインLBS形がデビューしました。

・リニアブッシュの構造

転がり案内として歴史が古く、今でも幅広く採用されています。
リニアブッシュは点接触のため、最小摩擦抵抗で直線運動し、軽快な運動が得られますが、許容荷重が小さいことが課題とされています。

リニアブッシュの画像
ボールスプラインの構造

ボールスプラインは、荷重を大きく受けるために転動溝を設け、ボールが軸の転動溝を転がることで滑らかな直線運動を可能にします。
さらに軸外周において突起部をボールが左右から挟むことでトルク伝達を実現します。
そのため、ボールスプラインはリニアブッシュに対して以下の優れた性能を発揮します。

  • 高耐荷重
  • 高剛性・高精度
  • 高いトルク伝達能力
ボールスプラインの画像
ボールスプラインの特長:ボールに近似したR溝形状

ボールスプラインとリニアブッシュの大きな違いは転動溝があることです。
転動溝はボールに近似したR溝形状をしているため、点接触に比べ接触している面積が広くなります。

  • 接触面積が広くなったために受けられる荷重UP!
  • さらに予圧をかけることによって剛性・精度もUP!
ボールスプラインの構造
 
接触面積が広いことにより
受けることができる荷重がUP!

例えば1000Nの荷重を受けるために
リニアブッシュだと13本必要なところ、
同じ軸径・ボール径・ボール数のボールスプラインだと1本で受けることができます。

荷重UPの説明画像
接触面積が広いことにより
大幅な長寿命を実現

例えば同じ軸径・ボール径・ボール数の
リニアブッシュとボールスプラインの場合、
リニアブッシュは荷物1個で疲れますが、ボールスプラインは2200個運ぶことが可能になります。

長寿命の説明画像
ボールスプラインの特性を活かして
コンパクト化が可能!

例えば、同じ荷重を受ける装置を設計する場合、
スプラインナット外径寸法は約1/3になります。

コンパクト化の説明画像



 

使用事例

お問い合わせはこちら(THK株式会社)

お問い合わせフォーム

※外部サイトへ遷移します