【新発売】 セミオーダーボールスプライン LT-X/LF-X
■短納期・セミオーダー最短10日から
POINT1 ナット/軸の個別購入が可能
POINT2 WEBで納期・価格が確認できる
POINT3 世界中どこでも短納期が実現
※順次展開予定
■短納期・セミオーダー最短10日から
技術紹介
THK新潟(株)は、自然に包まれた阿賀野市に広大な工場を有し、
さまざまな機械の直線運動部に用いられる「ボールスプライン」を専門に開発・生産しています。
高い技術力は多くの企業に評価をいただき、エレクトロニクス、ロボット、医療機器、輸送機など
その用途は拡大を続けており、今後も幅広いニーズにお応えしてまいります。
また、当社でAIを構築し利用するなどAI活用にも積極的に取り組んでいます。
THKグループは独創的な発想と高い技術力により、機械の直線運動部の“ころがり化”を「直線運動案内(Linear Motion Guide=LMガイド)」として世界で初めて製品化したパイオニアです。
THK新潟が生産している「ボールスプライン」は、“スプラインナットと呼ばれる金属の筒の内側にボールを楕円軌道に循環させ、 精密研削された丸軸(スプライン軸)の軌道溝をボールがころがり運動することで、 直線運動しながらトルク(回転力)も伝達する”画期的な直動システムです。
「ボールスプライン」が登場する以前は、丸軸に対して案内装置がボールによって運動を行う「リニアブッシュ」タイプが一般的でしたが、 産業の発展と共に許容荷重や剛性といった性能に限界を感じるようになりました。 そうした状況の中で生まれたのが新たな付加価値を加えた「ボールスプライン」でした。
丸軸とボールの関係を“点”から“溝面”に変えるという発想の転換によって剛性・耐久性が高まり、 精度は飛躍的に向上し、高い安全性と長寿命を実現しました。 しかも許容荷重も驚異的に増え、コンパクトな設計が可能になりました。
また「ボールスプライン」は1個のスプラインナットで半径方向を回転方向にプリロード(予圧) が与えられる仕組みなので、振動衝撃荷重が作用する過酷な使用個所、 高精度の位置決めが必要な個所や高速運動性能が求められる個所などにも高性能を発揮します。
「ボールスプライン」の導入によって、作業の効率化、省エネ、モーターの小型化、 機械のコンパクト化、機械の長寿命化など、 さまざまな利点がもたらされ、産業の発展に大きく貢献することになり、日本発明振興協会の“発明大賞”に選ばれました。
「ボールスプライン」の活用の幅は広く、半導体の電気基板に打ち込む機械(マウンター)の先端部分のような極小部品から、 産業用ロボット、医療機器、航空機の操縦桿、タイヤの成型機・・等々、各企業の用途によって大きさも、 使われ方も異なることから、オーダーを受けてから設計され、製造へと進みます。
いかにお客様のニーズを的確にとらえ、スピーディーに提案・開発・生産を行うかがポイントになりますが、 THK新潟では開発から生産までを一貫して社内で手がけているので、多様なニーズに迅速に対応できるという強みがあります。
ボールスプラインの製造は、精度が問われる緻密な世界。
1ミクロンの争いで、工場内はつねに20度に保たれており、 製造スタッフには高度な技術が求められます。
それだけに追求するほど奥深く、ゼロから製品へと創りあげる仕事は技術者冥利に尽きます。
AIやIoTの普及やロボット社会の到来と共に「ボールスプライン」の用途は益々広がっています。
私たちと一緒に新しい発想を具現化してみませんか。
THK新潟はさまざまな分野の人財(材)を求めています。
ローラースプライン